公共交通機関の利用 >>|その1その2
バスに乗ろうと思っても、渋滞で時刻表どおりバス停に来なかったり、到着が遅れたりするのですが、解消手段はありますか。
情報通信技術による新しい道路交通システムITS(Intelligent Transport System)を活用して様々な取り組みがなされています。
1.公共車両優先システム(PTPS)
警察庁が中心となり開発を進めているもので、バスの通過を関知し、バスが優先的に通行できるよう信号機を制御します。
詳しくは、徳島県警ホームページをご覧ください。

2.道路交通情報通信システム(VICS)
カーナビゲーションで道路交通情報をいつでもどこでも見られるシステムのことです。渋滞箇所や通行規制等いろんな情報が一目でわかります。しかも使用料は無料です。
詳しくは、一般財団法人 道路交通情報通信システムセンターのホームページをご覧ください。

3.バスロケーションシステム
 バスロケーションシステムは、バスの現在地を把握し、バス停や携帯電話、インターネットに到着時間をバスの利用者にお知らせするものです。
 「渋滞しているみたいだけど、一体バスはいつ来るの」「待っているバスがなかなか来ないけど、すでに出ちゃったかもしれない」といった時に便利で、バスを待つ時の不安感やイライラが解消されます。

徳島地区渋滞対策推進協議会からのお願いです。
 徳島地区渋滞対策推進協議会からの公共交通機関利用に向けたご協力のお願いです。
 公共交通機関をもっと利用してくださいといわれても、車のドアツードアで直接目的地へ自分の都合や時間にあわせて移動できる便利さに比べると、鉄道やバスにはそれだけの便利さはありません。
 渋滞を解消するために、新しい道路をつくったり、道を広げたり、交差点を走りやすく改良することは、渋滞対策の基本であり、今後も重点的に取り組んでいく必要があります。
 しかしながら、みなさんすべてがマイカーで渋滞なく移動できるためには、多額の建設費を要し、道路を利用するまでに長い年月が必要となり、道路を移動しようとする車の量にあった整備がなかなか追いつけないのが現状です。
 また、交通事故の多発や環境への影響、エネルギー効率問題も心配です。
 そこで、県民のみなさんに「マイカーだけ」の生活から「公共交通とマイカー」の生活を一度見直していただくことにより、わずかながらでも排気ガスの総量が抑制されたり、渋滞の緩和につながると思われます。
 それは、渋滞や環境にやさしい快適で住みやすい街づくりにつながるものではないでしょうか。

BACK